こんにちは。スポーツメディカル整骨院の安達です。
皆さんは関節の”可動域”についてどれぐらいご存知でしょうか?
体が柔らかいといった柔軟性のお話ではなく、関節そのものの動く範囲についてのお話なので
可動域を計測する時は基本的に筋肉の影響が及ばない位置で計測を行います。
(筋肉の柔軟性が関与しない状態で計測)
整骨院でもこの関節の動きというのは最初診る時に重要視しています。
私が患者さんの体を動かしている時は、患者さんは人に動かされているので「他動」という分類に入ります。
また、患者さん自身が自分で関節を動かしている場合は「自動」となります。
この2つの分類をしっかりと理解すると、その可動域の安全性が理解できると思います。
見ていてて「危ないな。」と思う状態が
他動の可動域は広いけど、自動の可動域が狭い状態です。
これは、何かあった時に可動域が広がってしまった状態の際に自分で制御できないということになりますから
ケガのリスクが高くなってしまいます。
女性に多い関節が弛緩している状態の方は、こういった点をしっかりと理解した上でトレーニングをしないと
ケガのリスクというポイントでなかなか改善されにくくなってしまいます。
男性では、ゴルフをする方が自動の可動域が狭いと飛距離も伸びないのでここは要チェックのポイントだと思います。
可動域でも”他動”と”自動”があるという点だけ今回理解して頂ければなと思います!
安達
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