こんにちは。スポーツメディカル整骨院の安達です。
中学生や高校生のバスケ部、サッカー部、陸上部に多いオスグッド。
痛みがなかなか取れないと言う方が多くいらっしゃいます。
いわゆる成長痛として世間では認識されていますが、成長痛ではありません。
成長期に多いケガな為”成長痛”と言われてしまっているのかもしれませんね。
さて、「オスグッドは治りますか?」と言うご質問に対しての当院の返答は
「骨の出っ張りは元には戻せないけど痛みを改善させる事は可能です。」と言うところ。
オスグッドは進行すると骨が盛り上がってくるんですね。骨の出っ張りとも言いますか…。
なるべくこうなる前にオスグッド改善したいですよね。
では、なぜオスグッドになるのか?を簡単に解説していきます。
オスグッド病というのは、太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)が繰り返し膝下の骨を引っ張ることにより
骨の表面が肥厚して盛り上がったり、剥離してしまったりとして痛みが出るケガの事です。
バスケ部やサッカー部に多いのは、急激なストップやジャンプの際に
正しい動きとしてはお尻の筋肉、太ももの後面の筋肉(ハムストリングス)をメインで使うのですが
誤った使い方になると太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)を使ってしまい
それが過度に続くことによってオスグッド病につながってきてしまいます。
なので、体の使い方を正さなければ痛みは繰り返してしまうという事になります。
また、骨の成長に筋肉が追いつかないなんて事も考えられます。
これは栄養を見直すと良いですね。
筋肉系のケガは筋肉の柔らかさ(弾力や柔軟性)が関係していますから”コラーゲン”が大切になってきます。
このコラーゲンはタンパク質とビタミンが必要です。
タンパク質は主に肉や魚、大豆製品、乳製品に含まれます。
必要摂取量は体重1kgあたり1gです。しかし、運動をしている方に関しては体重1kgあたり1.5g〜2.5g必要です。
なのに、タンパク質は調理で加熱する事によって半分程度減ってしまうという部分の考慮して1日の摂取量を把握しなくてはいけません。
肉100gでおおよそ20gのタンパク質ですが、半分となると倍のお肉の量が必要と言う事です。
また、ビタミンですがビタミンC 、B群は一定の時間をすぎると尿で体外に排出されてしまいますしバランスも大切です。
ビタミンCを取るとビタミンB群が不足しがちになるので摂取する際には両方きちんと摂取する必要があります。
なのでマルチサプリで栄養を補助的に摂取する方が増えてるんですね。
サプリを飲んでいればご飯を食べなくても良いわけではありません。
ご飯もしっかりと食べて、サプリを取り入れてみて下さい!
では、ここから具体的にどうしたら良いのか??
正しい体の使い方を習得する前にまずは体の柔軟性を獲得する事が大切になってきます。
うつ伏せに寝た状態で踵をお尻に近づけた際にお尻が浮いてくる場合は
かなり太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)は柔軟性がないと判断して下さい!
そして前面だけでなく太ももの後面(ハムストリングス)の柔軟性も大切です。
長座体前屈を行いつま先に触れられない場合も柔軟性の獲得が必要になってきます。
なのでまずはストレッチを行いましょう!!
こちらの動画は全身のストレッチを網羅しています。
ストレッチの習慣化がまだの方は是非動画を見ながら一緒に行いましょう!
また、現在サポートしている中学校のバスケ部に提供している限定公開のYoutubeをこちらにも貼らせて頂きます。
チェアースクワットと言う種目ですが、オスグッドで悩んでいる選手の子達にもお家で行ってもらうように指導しています。
ポイントは
■膝がつま先よりも前に出ない
■お尻を引いてからお尻の高さを落とす
■お尻の高さを落とす時につま先が浮かないようにする
この3ポイントをしっかりと抑えて行って下さい!
上記にもありますが柔軟性も必要です。
筋肉の柔軟性が低くてスクワット動作が行えない方は一旦ストレッチから始めるようにしてみて下さい!
そしてそして!!もう少し詳しくオスグッド病を知りたい方はこちらの動画もチェックお願いします!
皆様の周りでオスグッドでお困りの方がいらっしゃいましたら是非ご紹介下さい!
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安達
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