こんにちは。スポーツメディカル整骨院の安達です。
今回のブログの内容は肉離れを繰り返しやすい方の特徴を説明させて頂きます。
まず、これは絶対に再発率高い!という方の特徴は
治っていないのに運動を再開してしまう方です。
肉離れをした時に出る血腫は瘢痕組織を形成します。
しかし、この瘢痕組織は筋肉とは違う組織ですから筋肉の動きを邪魔してしまいます。
なので、初回の処置ではこの瘢痕組織を小さくするように損傷部分をなるべく寄せて固定をします。
話を戻しましてこの血腫から瘢痕組織になるのにはおおよそ1週間程度かかります。
そのまだ組織もしっかりと安定していないのに運動をすれば剥がれやすいですし、瘢痕組織部分も損傷してしまう事もあります。
最低でも2週間は運動は控えた方が良いですし、筋損傷度合いが酷い場合は3〜4週間運動を控えて頂く事もあります。
肉離れをした方は是非この期間を見直ししてみて下さい。
1週間で痛みが引いても組織自体はまだ馴染んでいないという事ですね。
もう1つ肉離れをしやすい方の特徴は後方重心の方です。
元来、日本人は農耕民族ですから引く動作に強いです。
なので遺伝的に後方重心の方が多いのですが、走る跳ぶと言った動きは前方重心で行う動作です。
前方重心に切り替えてから運動が出来れば良いのですが後方重心のままの方は
ブレーキを踏んでアクセルを踏んだ車と一緒です。かなり余分な力を使いますよね。
=後方重心の方は肉離れを起こしやすい
と、いう事になります。
平日はデスクワークで後方重心。土日に急激に運動。そんな方は肉離れになりやすいので
なるべくウォーミングアップで重心を前方にする事だったり
足底のテーピングで重心を前方に持って来れるようにするという事が必要です。
テーピングはこちらをご確認下さい↓
親指側のテープを1本多くすると前方重心になりやすくなるのでオススメです!
また、最初に瘢痕組織のお話をさせて頂きましたがこの組織が筋肉に戻ることはありません。
瘢痕組織は超音波治療器やラジオ波で温めて柔らかくしたり手技で硬さをとる必要があります。
過去に肉離れをして調子が上がらない方含めて何度も繰り返してしまう方は1度ご相談下さい!
安達
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