· 

体幹トレーニング(コアトレ)って本当に必要なの??

 

こんにちは。スポーツメディカル整骨院の安達です。

 

 体幹トレーニングは一時期本当に流行りましたね。

流行りに乗って頻回に行った結果、痛みを訴える方々が続出。

「本当は体幹トレーニングなんて必要なんじゃないか?」

そんな声もネット上や実際に聞こえてくる事もたまにありました。

選手からも「このメニューキツいからやだー😩」って…。。。

そんな言葉に「キツいから良いんだ!!!」「とにかくやりなさい!」なんて声掛けはナンセンスです。

体幹トレーニングに意味を持たせてどんな場面で活かしたいトレーニングなのか?

を、理解するだけで全然効果も変わってきます。

本に書いてある事だけ真似ても仕方ないという事です。

では、体幹トレーニングについて解説していきたいと思います。

◆体幹は上半身と下半身を連結してる部分

どんなスポーツでも全身を使うと思います。

その連結部分がしっかりとしていないと何が起こるかと言うと、"下半身のパワーを上半身に伝えきれない"と、言う事が起こります。

水中や空中でない限り足は地面に接しています。なので、足の裏で地面を強く押したり、けったりする力というのはそのまま上半身に伝えた方がパフォーマンスが向上する場合が殆ど。

それが連結部分の体幹が弱いというだけで、かなり損をしているプレイヤーは多いです。

野球のバッティングにも、サッカーのコンタクト時やボールを蹴る時も、水中で泳いでる時も、走っている時も体幹は重要な役割を果たしています。

◆ケガの予防

ケガの予防という観点でトレーニングをしている方は少ないかもしれませんが、特にフリーウェイトで高重量を扱ったり、ラグビーやアメフトなどのコンタクトスポーツ、水泳でもケガの予防に繋がります。

フリーウェイトトレーニングで、デッドリフトやバックスクワットを高重量で行う方は、パワーベルトというベルトを巻いて行う方がほとんど。

あれはカッコいいからではなく、体幹を支えて腰部への負担を落とす為のアイテム。

なので高重量を扱う際には絶対的に体幹は大切…と、言う事はハードなコンタクトスポーツは尚更ですよ。

無理な体勢で相手を押さえないといけない場面も出てきます。そんな時に骨や関節に負担を与えないようにするのにも体幹は必要なんですね。

ラグビーやアメフトの選手にはパワーベルトをつけさせないでトレーニングをさせているトレーナーさんも居ます。

そして、水泳に関しては水中に綺麗に浮くのに体幹は必須なんですね。

体幹が弱くて腰を反った状態で泳ぐ人は、大体腰や肩を痛めます。

なぜなら腰が反ることによって関節の動きが制限されるから。そんなロックされてる状態で"大きく泳ぐ"事を意識したら体は悲鳴をあげますね。

◆困ったらプランク?

イラストの種目はみんな大好きプランクです。

体幹トレーニングの代名詞ですけど、この種目やってれば大丈夫!みたいな感じで、安易に取り入れがちですけど、そもそも指導者の方が分かってないといけませんね。

プランクは確かに体幹を鍛えられる基本的な種目ですが、正しい形でやらないと効果はだいぶ薄くなります。

そして、「プランクの形が作れて長い時間も出来る様になりました」で終わるのでは無く、「その体幹を使った状態で他のトレーニング出来てるのか?」まで落とし込んで下さい。

プランク出来るのに腕立て伏せで腰反ってたら勿体ないですよね。

体幹の筋肉はどんな体の動きでも、1番最初に脳から収縮の信号が送られてる筋肉です。

それはどんな動きでも体幹を支えておく必要があるからです。

ぜひ皆様もトレーニングメニューに組み込む時に、どんな動きに活かしたいのか?をイメージしながら取り入れてみて下さい!

ご不明点などございましたらLINEからお問い合わせ下さい。

 

安達

整骨院のホームページはこちらから!