こんにちは。スポーツメディカル整骨院の安達です。
２０度を上回る日が増えてきましたね！！
そんな時期ですので、水分補給のお話をしていきたいと思います。
・運動時と日常生活での水分補給の違い
・お茶やコーヒーってどうなの？？
・経口補水液の使い所
このあたりをツラツラと書いていきますね。
私も院で「水分摂った方が良いですよ。」とお伝えする場面は多いのですが
汗をかくような運動の時と日常生活で汗をかかない時では摂る水分は変えたほうが良いです！
汗を書くと体内から電解質が出てしまうので、やはり運動時は水だけとか麦茶だけですと足りないです。
スポーツドリンクも選択肢に入れられると良いですね。
特に、大量に汗を書くと低ナトリウム状態になりコムラ返りの原因にもなります。
余談ですが、コムラ返りでも肉離れを起こすことがあるのでケガ予防の観点からも、汗をかいた時の電解質の摂取は必要です。
スポーツドリンクが苦手という方は、塩分チャージを使用しても良いですし
スポーツドリンクを飲んだ後に、水もしくはお茶で口の中はサッパリさせても良いかもしれませんね。
飲む量に関してですが、運動前と運動後の体重計測がおすすめです。
意外と飲んでるつもりでも足りていないという事があります。
運動前と運動後の体重は目安になりますので、お試し下さい。
減っている分水分が出てしまっていると考えて水分を摂るようにしてみて下さい！
そしてそして…嗜好品のコーヒーについて！
「夏の暑い日に飲むアイスコーヒーが良いのよね。」なんて方も多いはず。
しかしお茶、コーヒーにはカフェインが含まれています。
このカフェインは利尿作用と言って体内の水分を尿で体外に出してしまうので水分補給にはなりません。
と、言われていましたが…
実は！！！
含まれるカフェインの量から換算しても排出される量よりも体内に入る水分量の方が多いので水分としても換算がされるという研究結果が出ております。
なので、夏の暑い日に冷たいアイスコーヒーはOKです！！
運動時の水分補給には向かないと思いますが、日常生活での水分補給にコーヒーは有りという事です。
＊カフェインの過剰摂取にはお気をつけください。
あとは、コーヒーは体を冷やす効果もあるので飲み過ぎるとお腹壊すので、量に注意して飲むようにして下さいね。
最後に、経口補水液について！！
前の仕事でマラソン大会の救護があったのですが、参加賞で経口補水液が配られた時は本当に焦りました。
なぜなら、経口補水液は水分補給に適さないからです。
ドラッグストアなどで「熱中症予防に！」なんてポップもあったりしますが、経口補水液は飲むタイミングが重要です。
経口補水液は「病者用食品」です。軽度から中程度の脱水症状の方に利用されます。
スポーツドリンクに比べて電解質の濃度が濃い為、脱水症状ではない方が飲むと体内の電解質濃度が上がり体調不良を訴えてしまう方も。
なので経口補水液は、脱水症状を起こしている場合にのみ利用するようにして下さい。
《脱水症の簡易的な判断方法》
・爪を押したあと、色が白からピンクに戻るまで３秒以上かかる
・手の甲をつまみあげた後、つまんだところが山のようになって戻らない
・口の中が乾燥している
・舌の赤身が強い
・舌の表面に亀裂がある
・舌が白いものに覆われいてる
２つ当てはまった場合は脱水症と判断し、経口補水液を飲むなど体に水分を入れるようにしてみて下さい！
いかがでしたでしょうか。意外と知らない事があったかと思います。
日々情報が塗り替えられていく中で、正しい情報をインプットしていく事は誰かの為になる事だと思います。
是非、スポーツ現場でこのような知識をフルに活かしてみて下さい！
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安達
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